はじめまして。
O’baliの大場由里です。
東京、軽井沢をベースにインテリアコーディネートを手がけています。社名のO’bali Art&Livingは、名前のOba Yuliの「Oba+li」を合わせたものと、かつてインドネシアに暮らしていた時によく訪れていた大好きなバリ島をかけたものから名付けました。
バリには土着の人のみならず東洋、西洋様々な人種の人々が集い、それらがうまく融合して自然溢れる豊かな地で心豊かに暮らし、インテリアも異文化の要素が上手く融合し、比類なきハーモニーを奏でていました。そんな空間を目指したいと思っています。
またArt & Livingは、絵画としてのアートだけでなく、器、ホームリネン、花、小物など暮らしにまつわり目にするものすべてをトータルでコーディネートできればとの願いから用いています。
インテリア業界で専業として働き始めたのは、年齢を重ねてから。ただ、子ども時代の環境や、クリエイティブ開発に携わった仕事での様々な経験、また色んな国で暮らしたり旅したりしたことが、すべて現在の仕事の血肉になっていると思います。
海外で培った知識と感性、そしてインテリアへの情熱をもってお客様の心躍る空間をご提案していきます。
どうぞよろしくお願いいたします。
O’bali Art & Living 大場由里
ところで、この仕事において、何を見て、どう感じてきたかはとても大切なことだと思っています。ちょっと長くはなりますが、どんなことを見聞きしてきたのか、もしよかったら、読んでいただけると嬉しいです。
世界中の人が集まる賑やかな家
住宅から神社仏閣まで手がける庭師であった曽祖父と祖父、外国人向け物件の内装業にも携わっていた母の影響で、子どもの頃から住まいやインテリアに親しむ環境で育ちました。
我が家にはいつもさまざまな国のお客様が出入りしていて、幼い私をとても可愛がってくれました。お客様がプレゼントしてくれたアフリカのお面が実家のリビングの真ん中に飾られていたことを今でも鮮明に覚えています。また、仕事先の中国人家族の横浜のお屋敷でよく過ごしていたことも良い思い出です。
海外の暮らしに憧れた学生時代
テレビドラマ「刑事コロンボ」に登場するインテリアに魅せられたこと、大好きな本「大草原の小さな家」の挿絵に描かれた、家を大切にする様子が好きだったことなど、思えば小さな頃から海外の暮らしに憧れていたのだと思います。洋画に夢中だった大学生のとき、ついにアメリカへ留学し現地の生活を味わうことができました。物心ともにとても豊かなホストファミリーのお宅に滞在して、家具、食器など生活に使うものすべてが美しい事に驚きました。今につながる大切な経験になっています。
クリエイティブな仕事の日々
大学卒業後は花王株式会社で化粧品のマーケティングや広告制作を、フランスのデザイン会社でデザイン戦略コンサルティングを担当。ヨーロッパ出張も幾度か経験し忙しい日々を送っていました。何人ものクリエイターと仕事をする中で、ブランドにおける“見せ方”や“世界観”、つまりクリエイティブの重要性を実感することとなります。それがつくられていく過程を見られたことが、インテリアの仕事をする上で大きな財産になっているのは間違いありません。
“人間らしさ”のエネルギーを求めて
仕事に邁進する中で強烈に惹かれたのがアフリカやインドといった国々でした。人間の根源的な生活をしている人たちのエネルギーを感じたくて、ケニアへ。マサイ族に会ったり、サファリでトムソンガゼール(小さな鹿)がチーターに食べられる光景を目撃したり、たっぷりと衝撃を受けて帰ってきました。
西洋諸国の装飾文化とは違う、ある種、願いにも似た土着的なカルチャーの中に圧倒されるような美しさを感じ、プリミティブなものに惹かれるようになっていきました。
インドネシアで深まったアートへの関心
充実したサラリーマン生活を送っていましたが、家族の転勤に伴ってインドネシアに転居することに。当時活躍していたアマンホテルの伝説のインテリアデザイナー、ジャヤ・イブラヒム(Jaya Ibrahim)を知り、雷に打たれたような衝撃を受けました。その時感じたことは「インテリアは空間に物語を紡ぐこと」だと言うもの。真に美しいインテリアは、その人らしいストーリーを感じるのでしょう。
彼の作品をまとめたWebサイトをつくったり、雑誌やネットメディアへのインテリア関連記事執筆を行っていました。また現地のアーティストと親交を深めていく中で、アートへの関心が高まっていきました。
インテリアコーディネーターの道へ
帰国後は縁があったフランス系ベッド&テーブルリネンブランドの輸入販売会社を立ち上げたり、友人・知人宅のインテリアコーディネートや店舗デザイン開発を手伝ったりしていました。変わらぬインテリアへの思いに気づき改めて専門学校で基礎を学び直し、実務経験を積んでいくことになります。
以上、ここに至るまで、あちこち寄り道しながら原点であるインテリアの世界に戻ってきました。
ただ、これまで見聞きし経験したことは、何一つ無駄なことはなく、現在の仕事に生きていると強く思っています。
あなたへ心躍るインテリアを
「人は日々目にするもの、耳にするものから形作られる」
よく聞く言葉ですが、まさしくその通り。美しく整えられた空間にいると幸せで満ち足りた気持ちになってきます。またお客様を招くのも躊躇しなくなります。その結果自分の世界が広がり、暮らしの満足度が上がるなど大きな効用があると思います。
家はすべての基盤。その家で目にするインテリアはその基盤を発展させて豊かなものにするために欠かせない要素です。どうぞ、あなたの心が躍るようなインテリアを。そのお手伝いができたらうれしいです。

